先行き不安ながらも前を向いて歩き続ける相続診断士の近藤です。
お母様が所有されていた群馬県内の住宅についてご相談に来られたTさんの事例です。
Tさんは２年前にお母様を亡くされ一度は名義変更したものの、その後その住宅に誰も住まなくなり売却を考え、ご相談に来られました。
幸い、立地も悪くなく、それほど古くない建物なので様々な活用方法がある事をお話させていただきましたが、整理してキリをつけたいとのご要望から協業している不動産業者様と連携し売却に向けて取り組みました。
親の不動産を処分するのは初めての経験でもあり、やはり「不安」がつきまとったそうです。
不動産の売買なんて通常一般の方は人生において、そう何度も経験する事はなく不慣れなのは当然です。
協業している業者様がいち早く対応して下さいましたが、色々と難題もありました。
もしかしたら高条件でお取引いただけるケースもあるかと思い、地元の不動産屋さんにお話していただく事をお勧めしました。
またお金に困っていないのなら、焦らずご自身がきちんと納得出来てから売却する事もアドバイスさせていただきました。
約半年ほどかかりましたが、最終的に更地にして土地を売却する事が出来、ご相談者様Tさんから「気持ちの整理もつきこれでスッキリしました。」とご報告いただき私もひと安心です。
これから人口減に伴い空き家問題は益々増えるでしょう。
リフォームして売却したりや取り壊し等選択肢も色々ありますが自分の生まれ育った「家」が自分の手から離れる寂しさを語る方も多くいらっしゃいます。
大切なのは、やはりご相談者様に「安心」をお届け出来るか否か。何が正解かは人によって異なるため、あらゆる角度から考えご相談者様の気持ちに寄り添いながら取り組んでいきたいですね！
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