昨日届いた健康診断の結果をしみじみと眺める相続診断士の近藤です。
今日は少し角度を変えてファイナンシャルプランナーの目線でお届け致します。
相続セミナーに参加される方に「あなたはもし将来ご自身が介護状態になった場合、子供さんの世話になりたいですか?」とお聞きすると、ほとんどの方が「子供の世話にはなりたくはない」と言われます。
では将来子供の世話にならないために何か対策をお考えでしょうか?と尋ねるとしっかり準備されていると自信を持って答えられる方は意外と少なく感じます。
ここでは主に「金銭面」にフォーカスしてお話しますが、やはり自分の事で将来子供に迷惑をかけたくないと考えるのは自然な事かもしれませんね。
日本では介護年金など有難い公的年金制度もありますが、やはり自助努力も必要ではないでしょうか。
そうは言っても将来に備える事は必要な事は理解出来ても普段の生活で精一杯で蓄える余裕がない。そう思われるかたも多いでしょうね。
そこでちょっとしたヒントですがよろしければ参考にしてみて下さい。
家計を考える時、収入から生活費を引いて残金で貯蓄を考えると難しくなります。
少し乱暴な言い方に聞こえるかもしれませんが、まず収入から、将来に必要な蓄えを引いて、残ったお金で生活費の内訳を見直す。考え方を変えるだけでムダな消費が確実に減ります。少し極端な表現ですが、これを無理せず出来る範囲で実行すれば良いのです。「毎月の収入から引く順番を変える」これだけです。全ての方に当てはまるとは言えませんが試す価値はあると思います。また将来に蓄えるお金と使うお金を分けるために通帳を2つ持つのも良いかもしれませんね。
将来お子供さんの手を煩わせない手法の一つとしてご参考になれば嬉しいです。!!
群馬県または群馬県近郊で相続対策でお悩みの方はお気軽にお問合せ下さい。