知らないとどんなことが問題に?
相続財産に何があってどのくらいの価値があるのか知っていますか?
「なんとなくは知っているけど、すべてとなると・・昔、聞いたのは・・」
「土地はわかるけど、それ以外って?」
「畑が・・ある」
これらが決まらないと(分からないと)遺産分割協議がすすみません。
把握していた以上に実は多く、相続税の申告や納税が必要となると大変です。
慌てて準備をすすめますが、なにせわからないことだらけで思うようにすすまず、けれど申告の期限までに済まないと適用できる特例などが使えなくなり、相続税の負担が大きくなってしまうなんてことも。
どうすればいいのかな?
かといって、親がまだまだ元気なのになかなか聞きづらいですよね。
そんな時には「エンディングノート」を活用してみてはいかがでしょう。
現在は様々なメディア等で紹介されていますので、既にその便利さはご承知かもしれません。
「知っていたけど書くきっかけがなかった」という方もいらっしゃいました。
「どこに何があるのか」、更に取引のある金融機関等の記入があれば相続人の負担はかなり楽になります。
深い悲しみの中で相続の手続きを残された人が行います。
相続人の負担が少しでもなくなるよう考え準備しておくことがとても大切と思います。
相続診断士・AFP 都丸