家族全員集まれる機会は1年のうちでもごく僅かです。
今年も相変わらず年末の仕事に追われる相続診断士の近藤です。
今日は笑顔相続を迎えるにあたり最大のテーマといっても過言ではない家族のコミュニケーションについてお話しますね。
さて、突然ですが、いざ相続問題が勃発して家族会議が開かれるとどんな修羅場になるか?
想像するだけで怖いですよね。
誰しも必ず迎える相続問題ですが、事前に対策をされる方はまだまだ少ないのが現状です。
将来を考えご自身やご両親などが健康で、かつ親子関係や兄弟仲が良い時にあらかじめ話し合いが出来ていれば、きっと笑顔相続を迎えられると思いませんか?
とは言え改めて「家族会議」はちょっと重いかも・・・
そう感じる方も多いのでは。
そこで家族全員がご実家などに集まるこれからの時期、年末年始に話されてはいかがでしょうか?
その際に「相続」「遺産分割」といった硬い言葉を用いずに、極力「将来にむけて」など明るく軽いキーワードで話す事がポイントです。みんなが自然と話せる雰囲気づくりはとても大切です。相手を尊重する気持ちを忘れず建設的な話し合いが進むといいですね。
あくまでも私個人の感想ですが出来れば親から子供に話すほうが抵抗がないと思います。
何度も繰り返しますが、「子供たちは仲がいいから大丈夫」とか「うちはお金がないから相続問題は関係ない」という安易な発想が「争族」の火種になり兼ねません。
相続対策で早すぎる事はありません。もし情勢が変わればその時点で変更すれば良いのです。
ご相談があればお気軽に財務相続対策協議会までご連絡下さい。
皆様良いお年をお迎え下さい。