遺言書って
相続診断士の都丸です。
遺言書というと「相続税が関係するような富裕層」というイメージありませんか?
私も以前は漠然と2時間ドラマのイメージでした。
遺産分割協議が調わない
例えばこんなケースがあります。
相続発生時、相続人が一人ならすべての財産を相続します。
これが、遺言書無く相続人が複数人いる場合は集まって「遺産分割協議」という話し合いをします。
ここで話し合うのは「誰がどの財産を相続するのか」
全員の合意があれば「遺産分割協議」は終わりです。が、財産の分け方が相続人に任せられることになるため、それぞれの考えや立場や思惑などにより話し合い自体がまとまらない事も予想されます。
ここでまとまらないと 相続をきっかけに仲違い ⇒ 争族 なんて望まない結果になってしまいますよね。
相続が発生すると財産は相続人の共有状態になります。
財産が「多いから」「少ないから」に関係なく遺産分割手続きは必要になってきます。
特に不動産など、分けることが難しい財産が多い場合はなかなか結論が出難く、争族となっていく事が予想されます。
このような事態を防ぐ策として遺言書を作成しておく。
笑顔相続のために出来ることの1つかもしれません。